ループ11回目の聖女ですが、隣国でポーション作って幸せになります!2
海の中に潜るふたりに女神の加護を与える支援魔術。そして、ふたりが元気に戻ってくるのを海岸で祈る――。
「シャーミルも行けば?」
と、イドリス。シャーミルをそんなことに使っていいのだろうか。けれど、シャーミルは真顔で首を横に振った。
「私ではあのふたりの足を引っ張るだけです」
「そうなんだ? しかたないな――じゃあ、僕からも加護を追加しておこう」
ふたりで女神の加護を願ったら、加護が倍増するのだろうか。そんなことはなさそうな気もするが。それはともかく、イドリスもエド達に加護を追加してくれる。
「いいか? それじゃ、行ってくる」
「エド、あなた自分の立場も考えてください……! 俺ひとりで十分ですよ!」
いくらふたりで加護を追加したとはいえ、他国の国王であるエドが自ら海の中に潜っていくというのはどうなのだ。
「俺の立場? 冒険者としてここに来てるんだから、冒険者としての役目を果たせばそれでいいだろ」
なんてことないように言い放ったエドは、ヨアキムより先に海の中に姿を消す。我知らず、シアは胸の前で両手を組み合わせた。
「シャーミルも行けば?」
と、イドリス。シャーミルをそんなことに使っていいのだろうか。けれど、シャーミルは真顔で首を横に振った。
「私ではあのふたりの足を引っ張るだけです」
「そうなんだ? しかたないな――じゃあ、僕からも加護を追加しておこう」
ふたりで女神の加護を願ったら、加護が倍増するのだろうか。そんなことはなさそうな気もするが。それはともかく、イドリスもエド達に加護を追加してくれる。
「いいか? それじゃ、行ってくる」
「エド、あなた自分の立場も考えてください……! 俺ひとりで十分ですよ!」
いくらふたりで加護を追加したとはいえ、他国の国王であるエドが自ら海の中に潜っていくというのはどうなのだ。
「俺の立場? 冒険者としてここに来てるんだから、冒険者としての役目を果たせばそれでいいだろ」
なんてことないように言い放ったエドは、ヨアキムより先に海の中に姿を消す。我知らず、シアは胸の前で両手を組み合わせた。