ループ11回目の聖女ですが、隣国でポーション作って幸せになります!2
もしかしたら、今、シアになにか言おうとしていたのかも。
けれど、掃除をし、材料の調達のため、リスヴェンの街に降りる頃には、朝の出来事は記憶から消えていた。
アンセルムに渡すため、大量のフロランタンを仕込む。オーブンの天板三枚分。ついでだから、もう一枚分追加して、それはベラの店に持っていくことにする。
離宮の厨房には、オーブンが四台もあるのだ。昔はここでパーティーが開かれることもあったから、大量の調理にも対応できるようになっているらしい。
普段使うのは、そのうちの一台だけだけれど、いつでも使えるように手入れは欠かさないでいたから問題ない。
焼きあがったフロランタンが十分に冷めてから切り分け、ひとつひとつ紙にくるんで籠に入れる。厨房には、まだ甘い香りが漂っていた。
次に、ポーションをまとめて「えーい」と作る。シアにとっても、マルにとっても慣れた作業だ。いつもよりポーションを多めに作ったのは、たぶん在庫がなくなっているだろうなと思ったから。
用意したフロランタンとポーション、それにルイダーン王国で買ったお土産を籠に詰め、肩から斜めに鞄をかけて、ベラの店を訪れる。
けれど、掃除をし、材料の調達のため、リスヴェンの街に降りる頃には、朝の出来事は記憶から消えていた。
アンセルムに渡すため、大量のフロランタンを仕込む。オーブンの天板三枚分。ついでだから、もう一枚分追加して、それはベラの店に持っていくことにする。
離宮の厨房には、オーブンが四台もあるのだ。昔はここでパーティーが開かれることもあったから、大量の調理にも対応できるようになっているらしい。
普段使うのは、そのうちの一台だけだけれど、いつでも使えるように手入れは欠かさないでいたから問題ない。
焼きあがったフロランタンが十分に冷めてから切り分け、ひとつひとつ紙にくるんで籠に入れる。厨房には、まだ甘い香りが漂っていた。
次に、ポーションをまとめて「えーい」と作る。シアにとっても、マルにとっても慣れた作業だ。いつもよりポーションを多めに作ったのは、たぶん在庫がなくなっているだろうなと思ったから。
用意したフロランタンとポーション、それにルイダーン王国で買ったお土産を籠に詰め、肩から斜めに鞄をかけて、ベラの店を訪れる。