ループ11回目の聖女ですが、隣国でポーション作って幸せになります!2
シアがリスヴェンに下りているのなら、ベラのポーション屋に行きたかったが、国王としての責務までおろそかにするわけにはいかない。
ため息とともに、書類に視線を落とした。
* * *
今日は、アンセルムが遊びに来る日だ。
アンセルムの好きなお菓子を用意しておこう。そんなことを考えながら、朝の日課を済ませる。
まずは、女神へのお祈りだ。
かつては宴の会場であったであろう離宮の大広間は、今は祈りの間に改装されていた。
広間の中央には、白い女神の像。像の足元には、美しい花々が飾られている。祈りで結界が強化されるのを感じ取ったら、祈りの時間は終わり。
それからは、外に出て離宮の前に作った薬草畑や裏の家庭菜園の世話。そして、餌台に鳥達のためのご飯を出す。
いつもの通り、餌を食べに来た鳥達と戯れていたら、不意に肩に乗ったマルが立ち上がる。鼻をひくひくさせたかと思ったら、客人の訪れを告げた。
(アンセルム殿下じゃないし、陛下でもないだろうし……)
誰が来るのだろうとドキドキしながら待っていると、馬がこちらに近づいてくる。だが、馬に乗った少年に見覚えはなかった。
ため息とともに、書類に視線を落とした。
* * *
今日は、アンセルムが遊びに来る日だ。
アンセルムの好きなお菓子を用意しておこう。そんなことを考えながら、朝の日課を済ませる。
まずは、女神へのお祈りだ。
かつては宴の会場であったであろう離宮の大広間は、今は祈りの間に改装されていた。
広間の中央には、白い女神の像。像の足元には、美しい花々が飾られている。祈りで結界が強化されるのを感じ取ったら、祈りの時間は終わり。
それからは、外に出て離宮の前に作った薬草畑や裏の家庭菜園の世話。そして、餌台に鳥達のためのご飯を出す。
いつもの通り、餌を食べに来た鳥達と戯れていたら、不意に肩に乗ったマルが立ち上がる。鼻をひくひくさせたかと思ったら、客人の訪れを告げた。
(アンセルム殿下じゃないし、陛下でもないだろうし……)
誰が来るのだろうとドキドキしながら待っていると、馬がこちらに近づいてくる。だが、馬に乗った少年に見覚えはなかった。