ループ11回目の聖女ですが、隣国でポーション作って幸せになります!2
ヴォラスがいなくなってしまえば、女神も封印の中で眠る必要はなくなる。
女神が姿を見せた時、この世界がどんな変化を見せるのかはわからないけれど、悪くないのではないかと思う。
「いなくなるのはなしですよ、シアお姉様。ヴォラスは女神にとって唯一無二の存在なんですから」
女神レウマリアは、この世を作った。だが、邪神ヴォラスがこの世を破壊しようとした――そのため、女神は邪神と共に自らを封印。眠りの中で、邪神を封じているという。
それが、シアの知っている伝説だった。
「唯一無二の存在って」
「ヴォラスもまた、創世の神のひとり。けれど、彼は、この世界に、人間の醜さに耐えることができなかった。だから、この世界を壊して新しい世界を創ろうとした。僕達の一族にはそう伝えられています」
そんな話、全く聞いたことはなかった。女神と直接話をした時も、なにひとつそんなことは聞かされなかった。
「ええとね、アンセルムの言うことも間違いじゃないと思う。だって、そうでなければわざわざ女神様が一緒に封印される必要はなかったんだからね」
と、今までほとんど口を開くことのなかったマルが言う。
女神が姿を見せた時、この世界がどんな変化を見せるのかはわからないけれど、悪くないのではないかと思う。
「いなくなるのはなしですよ、シアお姉様。ヴォラスは女神にとって唯一無二の存在なんですから」
女神レウマリアは、この世を作った。だが、邪神ヴォラスがこの世を破壊しようとした――そのため、女神は邪神と共に自らを封印。眠りの中で、邪神を封じているという。
それが、シアの知っている伝説だった。
「唯一無二の存在って」
「ヴォラスもまた、創世の神のひとり。けれど、彼は、この世界に、人間の醜さに耐えることができなかった。だから、この世界を壊して新しい世界を創ろうとした。僕達の一族にはそう伝えられています」
そんな話、全く聞いたことはなかった。女神と直接話をした時も、なにひとつそんなことは聞かされなかった。
「ええとね、アンセルムの言うことも間違いじゃないと思う。だって、そうでなければわざわざ女神様が一緒に封印される必要はなかったんだからね」
と、今までほとんど口を開くことのなかったマルが言う。