ループ11回目の聖女ですが、隣国でポーション作って幸せになります!2
「わかった。シア、だね。それでどう? 結婚しよう!」
「いきなりそんなことを言われても……」
どう考えても話が通じていない。返事に困っていたら、この場にもうひとり加わった。
「イドリス・ソレール! 勝手に通るとはどういうことだ!」
エドの登場である。剣の稽古に向かう途中だったのだろうか、いつもより軽装だった。
「だって、通っていいって言ったじゃないか」
「まだ、許可は出してない!」
露骨にぷーっと膨れているイドリスと、頭から湯気が出そうなエド。ふたりのまとう空気は、全く対照的なもの。そして、ふたりの間でおろおろしているシア。
この場の空気を壊したのは、さらに加わったもうひとりであった。
「――主が、失礼いたしました」
まずエドに向かい、それからシアに向かって頭を下げたのは、イドリスより少し年上と思われる青年だった。ルイダーン王国風の装束を身に着けているからか、イドリスと雰囲気が似ている。
「シャーミル、なんで頭を下げてるんだよ!」
「いきなりそんなことを言われても……」
どう考えても話が通じていない。返事に困っていたら、この場にもうひとり加わった。
「イドリス・ソレール! 勝手に通るとはどういうことだ!」
エドの登場である。剣の稽古に向かう途中だったのだろうか、いつもより軽装だった。
「だって、通っていいって言ったじゃないか」
「まだ、許可は出してない!」
露骨にぷーっと膨れているイドリスと、頭から湯気が出そうなエド。ふたりのまとう空気は、全く対照的なもの。そして、ふたりの間でおろおろしているシア。
この場の空気を壊したのは、さらに加わったもうひとりであった。
「――主が、失礼いたしました」
まずエドに向かい、それからシアに向かって頭を下げたのは、イドリスより少し年上と思われる青年だった。ルイダーン王国風の装束を身に着けているからか、イドリスと雰囲気が似ている。
「シャーミル、なんで頭を下げてるんだよ!」