ループ11回目の聖女ですが、隣国でポーション作って幸せになります!2
今回はグリフォンに支援魔術はかけなかった。前回は緊急事態だったけれど、あれはあれでグリフォンに負担をかけてしまう。
街の広場に降りると、周囲の人達がざわざわとこちらを見ているのがわかる。グリフォンがいきなり三頭も降りてきたのだから当然だ。
「なあ、なにかあったのか?」
シアはともかく、エドとヨアキムは見れば冒険者であるのは一目瞭然。なぜ、グリフォンで来たのか気になっているらしい男が、声をかけてきた。
「いえ、特に大事件が起こっているわけではありません――あちらの山に、遺跡が発見されたと聞いて、調査を依頼されただけです」
ヨアキムがにっこりとして、彼に返す。シアにはともかく、それ以外の人達には人当たりのいいヨアキムの様子に相手は瞬時に警戒を解いたようだった。
「それなら、なんでグリフォンなんか」
「組合長は俺達が、リスヴェンを離れるのを嫌がったんですよ。王宮も許可を出してくれたので、借りてきました」
首から下げ、普段は服の内側に入れているという身分証を引っ張り出し、ヨアキムは彼の目の前に掲げて見せた。
街の広場に降りると、周囲の人達がざわざわとこちらを見ているのがわかる。グリフォンがいきなり三頭も降りてきたのだから当然だ。
「なあ、なにかあったのか?」
シアはともかく、エドとヨアキムは見れば冒険者であるのは一目瞭然。なぜ、グリフォンで来たのか気になっているらしい男が、声をかけてきた。
「いえ、特に大事件が起こっているわけではありません――あちらの山に、遺跡が発見されたと聞いて、調査を依頼されただけです」
ヨアキムがにっこりとして、彼に返す。シアにはともかく、それ以外の人達には人当たりのいいヨアキムの様子に相手は瞬時に警戒を解いたようだった。
「それなら、なんでグリフォンなんか」
「組合長は俺達が、リスヴェンを離れるのを嫌がったんですよ。王宮も許可を出してくれたので、借りてきました」
首から下げ、普段は服の内側に入れているという身分証を引っ張り出し、ヨアキムは彼の目の前に掲げて見せた。