ループ11回目の聖女ですが、隣国でポーション作って幸せになります!2
室内の家具は、贅を尽くしながらも趣味がいい。灰色と白を中心に調えられた部屋は、落ち着く雰囲気だった。
「ふーん、まあまあじゃないの?」
肩に乗ったマルは、感激しているシアとは違って冷静な顔だ。僕の整えた離宮の方が上だとかなんとかぶつぶつ言っている。
「離宮もとっても素敵よ。でも、これはこれで素敵」
「シアが離宮に満足してるなら、僕はそれでいいんだけどさあ」
満足そうなものに表情を変化させたマルは、シアの衣食住が気になってしかたないらしい。彼の本業は、家妖精ではなくて天使なのに。
夕食は、イドリスが宿泊している部屋にお邪魔して、皆で一緒に食べる――のかと思っていたら、エドとヨアキムは見張りをするようだ。
「一緒に食べないんですか?」
「今回は、護衛としての参加だからな。冒険者として、きちんとした行動をとらないといけないんだ」
扉を出たところで立っていたエドにたずねたら、そう返されてしまった。
冒険者として来ているのだから、冒険者としての仕事をする。それは正しいとわかっているけれど、エドも一緒だと思っていたのでなんとなくつまらない。
「シア、ほら、行こうよ」
「ふーん、まあまあじゃないの?」
肩に乗ったマルは、感激しているシアとは違って冷静な顔だ。僕の整えた離宮の方が上だとかなんとかぶつぶつ言っている。
「離宮もとっても素敵よ。でも、これはこれで素敵」
「シアが離宮に満足してるなら、僕はそれでいいんだけどさあ」
満足そうなものに表情を変化させたマルは、シアの衣食住が気になってしかたないらしい。彼の本業は、家妖精ではなくて天使なのに。
夕食は、イドリスが宿泊している部屋にお邪魔して、皆で一緒に食べる――のかと思っていたら、エドとヨアキムは見張りをするようだ。
「一緒に食べないんですか?」
「今回は、護衛としての参加だからな。冒険者として、きちんとした行動をとらないといけないんだ」
扉を出たところで立っていたエドにたずねたら、そう返されてしまった。
冒険者として来ているのだから、冒険者としての仕事をする。それは正しいとわかっているけれど、エドも一緒だと思っていたのでなんとなくつまらない。
「シア、ほら、行こうよ」