ループ11回目の聖女ですが、隣国でポーション作って幸せになります!2
母国で聖女としての活動をしていた頃も、シアの役目は魔物の発生に繋がる瘴気を浄化するであって、周囲はぎっしり護衛に囲まれていた。
以前、リスヴェンの街が襲われた時に、魔物のいるど真ん中に突っ込んでいったのは例外中の例外である。そもそもあれも、突っ込んでいったのはシアではなく、シアを担いだエドだった。
「もう一本ありますけど。アキさんの魔力は温存しておいた方がいいなら、イドリスがこれを持ったらどうでしょう?」
イドリスの名を口にした時、エドが片眉を上げたような気がしたのだが、気のせいだろうか。
「光魔術くらいなら、たいした消費量ではありませんが、温存できるのならしておいた方がいいでしょうね。今回は、護衛対象が多いですから」
「シアのことなら気にしなくて大丈夫だけどねー。イドリスのことも、ついでに守ってあげるよ」
シアのポケットから顔を出したマルが、鼻をうごめかした。
戦闘に参加できないシアと、一応剣は習っているらしいが腕については未知数なイドリス。どちらも守ってもらえると言うのならありがたい話ではある。
「守ってもらえるのはありがたいな――でも、僕も結構やるんだぜ?」
以前、リスヴェンの街が襲われた時に、魔物のいるど真ん中に突っ込んでいったのは例外中の例外である。そもそもあれも、突っ込んでいったのはシアではなく、シアを担いだエドだった。
「もう一本ありますけど。アキさんの魔力は温存しておいた方がいいなら、イドリスがこれを持ったらどうでしょう?」
イドリスの名を口にした時、エドが片眉を上げたような気がしたのだが、気のせいだろうか。
「光魔術くらいなら、たいした消費量ではありませんが、温存できるのならしておいた方がいいでしょうね。今回は、護衛対象が多いですから」
「シアのことなら気にしなくて大丈夫だけどねー。イドリスのことも、ついでに守ってあげるよ」
シアのポケットから顔を出したマルが、鼻をうごめかした。
戦闘に参加できないシアと、一応剣は習っているらしいが腕については未知数なイドリス。どちらも守ってもらえると言うのならありがたい話ではある。
「守ってもらえるのはありがたいな――でも、僕も結構やるんだぜ?」