23時のシンデレラ〜ベッドの上で初めての魔法をかけられて〜
★ 颯に、何度も奥まで突かれて、気持ちよさと心地よさで、もう何も考えられない。

ただ、目の前に颯がいて、颯が私のナカに入って、心も身体も颯の色に染められていく。

「はや……て……だい……すきっ」

何度も、颯の名前を呼びながら、最後の大きな強い波に意識が、攫われていくのが分かった。

「美弥っ……愛してるっ」

身体が、大きく跳ね上がって、颯から、あたたかいモノが吐き出されて、私の心も身体も颯でいっぱいに満たされていく。

耳元で、囁かれた颯の甘い声を最後に、私の意識は、真っ白になって宙を舞った。


ーーーーあの日、23時の王子様に、私が出会えたのは……颯が、私を見つけてくれたのは……きっと偶然なんかじゃない。

私と颯が、出会って、惹かれ合うのは、きっと生まれる前からの運命だったんだと思う。

寂しがり屋で泣き虫の私を、ある日、23時の王子様が迎えに来てくれた。

まるで幼い頃、絵本で見たシンデレラのように、私はベッドの上で、23時の王子様に、永遠に解けない魔法をかけられた。

ーーーーそれは、摘みたての苺のように甘酸っぱくて、蕩けてしまいそうな、決して()けることがない愛の魔法。
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