好きって言ってもいいですか?
タクシーから降りて、大学の敷地内を歩く。




自然と心はアノ頃を思い出す。




純粋で・・・・




何も知らなかった子供の自分がそこにいる。




足を止める。




目的の講堂の前に佇む。




不思議とアノ頃の苦かった思いは




淡い記憶として甦ってきた。




でも、胸が痛む事はもうない・・・




俺の心は一つだけ・・・・だから。
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