green mist      ~あなただから~
 そう言ったものの、何をどうしたらいいかわからない。
 店を出て、並んで歩いているのだが……
 付き合う事になったのだと思うが……

 私の理想だと、気持ちが通じ合う時は、感動的な感じで…… そのまま、自然に流れが出来て行くものだと……

 だけど私達は、このまま歩いて何処へ行くのかな?

「コンビニ寄りますか?」

 彼が、ニコリとして言った。本当に、この人の少し笑った顔は、キュンとする。

「はい」


 お茶やお菓子、アイスも買った。買ったと言うか、買ってもらったのだが……
 これを何処で食べるのだろうか? 公園のベンチ?


「どうぞ」

 彼が、促してくれたのは、エレベーターの扉だ。

「ここは?」

「ああ、僕のマンションです」

 ええっーー
 誰か教えて! 男の人のマンションて、こんなに簡単に入っていいものなの?

 エレベーターに乗る前に普通、どうですか?とか聞かないの?

 頭の中がパニックになっているうちに、エレベーターは十二階で止まった。

「すみません。最上階でなくて」

 謝るところそこ?

 普通は、突然誘ってしまってとか、言うんじゃないのかな?


 暗証番号を入力すると、入口のドアが開いた。

「どうぞ」

 と言われれば、

「おじゃまします」

 と、言って中に入る事になる。
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