冷徹冷酷な極上イケメンは幼なじみを甘く激しく溺愛したい。
世の中のカップルはどうしてるんだろ……。
私、やっぱりおかしいのかな……。
「……宿題、やるか」
もうほとんど宿題はやってしまってるけどこのまま戻るのもなぁ。悩んだ末、部屋に少しこもったあと戻ることにした。
ーコンコン。
「……空音。入っていいか?」
しばらくぼーっとしていると私の部屋のドアがなった。っていうかもうこんな時間たってたんだ。
ドアの音にハッとして時計を見ると時刻は午後の5時をすぎていた。
「……どうぞ」
このままじゃいけないと思い、私は軽く返事をする。結局自分の部屋にいても考えるのは伊織のことばかりで何も手につかなかった。
「空音……その……空音のことを考えないで暴走して悪かった」
伊織は部屋に入るなり、私の前に座ると深く頭を下げる。
「ううん。私もごめんね。もっと他に言い方はあったはずなのにきつく当たっちゃって。本当は嬉しかったの。だけど気持ちが追いつかなくて……」