冷徹冷酷な極上イケメンは幼なじみを甘く激しく溺愛したい。
……ん?どういう……。
「今日は付き合ってはじめての誕生日だから親に頼んだんだ。2人きりにしてって」
「えぇぇ!?そうだったの!?」
どうりでなんか急だなって思ったもん。いつもならもっと計画的なのに。
そっか。
伊織……ありがとう。
「それで……ほら、左手出して」
「左手?」
言われた通りに左手を伊織の前に差し出す。
すると……薬指がヒヤッとして、何かがハマった。もしかして、これって……。
「誕生日おめでとう、空音。そして生まれてきてくれてありがとう」
ちゅ、と軽く薬指にキスを落とす。
私は薬指を見た。そこには……
「ゆび、わ……なんで……」
「最初から指輪は重いと思ったけどこれしか思い浮かばなかった。まぁこれから先も空音と一緒にいるという未来しか見えないから……婚約指輪として受け取ってくれ」
……伊織。
私ね。ずっと不安だったの。これからもちゃんと伊織のそばにいられるかって。