2番ではダメですか?~腹黒御曹司は恋も仕事もトップじゃなきゃ満足しない~
気持ちよくと酔いも回り、ベッドへと移動する。
「じゃあ、おやすみ」
「……おやすみなさい」
部長は迷いなくふたつ並んだベッドの片方に入り、眼鏡を置いて目を閉じた。
なんか、拍子抜け。
それとも、私にはそんな気分になるほどの魅力が足りないのか?
仕方ないので私も隣のベッドに入り、目を閉じた。
「……なあ」
唐突に部長の声が聞こえ、目を開ける。
「もう寝たか?」
「いえ」
寝返りを打った気配がしたので、私も彼のほうを向く。
「さっきの話の続きだけどな」
さっきの話とはどの話なんだろう。
しかし、考えているうちに部長は話を続けていく。
「俺の目標は会社を一流にして社長になることなんだ。
その目標を達成するまでは、恋なんてしないと決めた」
「そう、なんですね」
薄暗い中、こちらを向いている部長が、どんな表情をしているのかよくわからない。
「ああ。
決めた、はずなんだ……」
声は次第に消えていき、最後には寝息に変わっていた。
「恋なんかしない、か」
気持ちよさそうに眠っている、部長の顔をじっと見つめる。
だったらそれまで、私の気持ちは胸に秘めておくべきなんだろうか。
そうして、彼が社長になれるようにサポートする。
私はそれしか、できないんだろうか。
本当にそれでいいんだろうか。
私には……わからない。
「じゃあ、おやすみ」
「……おやすみなさい」
部長は迷いなくふたつ並んだベッドの片方に入り、眼鏡を置いて目を閉じた。
なんか、拍子抜け。
それとも、私にはそんな気分になるほどの魅力が足りないのか?
仕方ないので私も隣のベッドに入り、目を閉じた。
「……なあ」
唐突に部長の声が聞こえ、目を開ける。
「もう寝たか?」
「いえ」
寝返りを打った気配がしたので、私も彼のほうを向く。
「さっきの話の続きだけどな」
さっきの話とはどの話なんだろう。
しかし、考えているうちに部長は話を続けていく。
「俺の目標は会社を一流にして社長になることなんだ。
その目標を達成するまでは、恋なんてしないと決めた」
「そう、なんですね」
薄暗い中、こちらを向いている部長が、どんな表情をしているのかよくわからない。
「ああ。
決めた、はずなんだ……」
声は次第に消えていき、最後には寝息に変わっていた。
「恋なんかしない、か」
気持ちよさそうに眠っている、部長の顔をじっと見つめる。
だったらそれまで、私の気持ちは胸に秘めておくべきなんだろうか。
そうして、彼が社長になれるようにサポートする。
私はそれしか、できないんだろうか。
本当にそれでいいんだろうか。
私には……わからない。