可愛がってあげたい、強がりなきみを。 〜国民的イケメン俳優に出会った直後から全身全霊で溺愛されてます〜
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「宗介さン……ねぇ……も、う……ああん」
ベッドに横たえられてからずっと、彼は、指と舌でわたしの全身をくまなく愛撫していた。
細く長く続く、じれったさは耐えがたいほどの快楽を与え、わたしの身体の奥からは、堤が決壊したように、とめどなく愛液が溢れだしてくる。
もう快感を抑えきれず、はしたなく声をあげてしまう。
彼はわたしの脚に両手をかけて左右に開くと、太ももに口づけをしながら、指を浅く出し入れする。
手前の、とても敏感な場所を探り当てられ、絶え間ない刺激を与えてくる。
もう一方の手はわたしの胸の頂きを優しく撫でたり、震わせたり……
さらに太ももを離れた唇が、わたしの一番敏感な場所に触れた瞬間……
「あ、いや、もう……イきそ……あっ」
わたしは極みを迎えて、身体をびくびくと震わせた。