可愛がってあげたい、強がりなきみを。 〜国民的イケメン俳優に出会った直後から全身全霊で溺愛されてます〜
「これ、沖縄土産」
「えっ、いいんですか?」

 彼は頷き、包みを開けるように促した。
「あんまり期待するなよ。安物だから」

 中から現れたのは、琉球ガラス製のしずく型ネックレス。
 沖縄の海の色を思わせるような鮮やかなブルーだ。

「うわー、綺麗。ありがとうございます」
「つけてみてよ」
「はい」
 
 首にかけてから、目線を下げて胸元を見ると、黒のカットソーにその青はとてもよく映えた。

 宗介さんは満足そうに目を細めた。
「よく似合う。思ったとおりだ」

 離れているときもわたしのことを忘れず、宗介さんがこのネックレスを選んでくれたことに感動すら覚える。

「あの、ありがとうございます。本当に嬉しいです」

「それは良かった」
 そう言って微笑む彼は、神々しさすら帯びている。

 よく知花が彼のことを「尊い」と形容するけれど、その意味が理解できた気がした。
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