可愛がってあげたい、強がりなきみを。 〜国民的イケメン俳優に出会った直後から全身全霊で溺愛されてます〜
 脱衣室に入ると、抱きしめられ口づけをされながら、彼の手で服を脱がされ、そのまま、浴室へ。

 外は陽が落ちて、薄暗くなってきているけど、まだ見えづらいほどではない。

 彼の前にすべてを晒しているかと思うと、とたんに恥ずかしくなって、急いでシャワーで身体を流し、浴槽に身を沈めた。

「そんなに急いで入らなくてもいいのに」

「だって、まだ明るいから」

「そうやって恥じらうところも初々しくていいけど」

 そんな。
 初々しいと言われる年齢では、けっしてないんだけど。

 それにしても……

 こんなふうに、言葉をまったく惜しむことなく、ストレートに愛情を示してくれる人とは付き合ったことがなかったので、嬉しいけれど、どういう顔をすればいいのかわからない。
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