婚約者と親友に裏切られたので、大声で叫んでみました
「何だったのよ……!」
王都のはずれにある小高い丘の上で、わたしは声を張り上げた。涙がポロポロと流れ落ち、喉が焼けるように痛い。ギュッと握りしめた手のひらは爪が食い込んで痛いし、何よりも心が痛くて堪らなかった。
夕陽がわたしを慰めるみたいに輝いて、何だかそれが無性に腹立たしくて、わたしは大きく首を横に振った。
「殿下のバカーーーー! 最低っ! あんぽんたーーん‼」
誰もいないことを良いことに、わたしは言いたい放題想いを口にする。
「スピカのバカーーーー! 友達だと思ってたのに!」
本当はこんな言葉じゃ全然足りなかった。止め処なく流れ落ちる涙が、わたしの気持ちを表している。子どものときでさえ、声を上げて泣いた覚えなんてない。それでも、声を上げなきゃ、泣かなきゃとても、やりきれない。
どのぐらい経ったのだろう。気づけば太陽が沈み、夕闇が広がっていた。空には一番星がキラキラと輝いている。わたしはそっと涙を拭った。
王都のはずれにある小高い丘の上で、わたしは声を張り上げた。涙がポロポロと流れ落ち、喉が焼けるように痛い。ギュッと握りしめた手のひらは爪が食い込んで痛いし、何よりも心が痛くて堪らなかった。
夕陽がわたしを慰めるみたいに輝いて、何だかそれが無性に腹立たしくて、わたしは大きく首を横に振った。
「殿下のバカーーーー! 最低っ! あんぽんたーーん‼」
誰もいないことを良いことに、わたしは言いたい放題想いを口にする。
「スピカのバカーーーー! 友達だと思ってたのに!」
本当はこんな言葉じゃ全然足りなかった。止め処なく流れ落ちる涙が、わたしの気持ちを表している。子どものときでさえ、声を上げて泣いた覚えなんてない。それでも、声を上げなきゃ、泣かなきゃとても、やりきれない。
どのぐらい経ったのだろう。気づけば太陽が沈み、夕闇が広がっていた。空には一番星がキラキラと輝いている。わたしはそっと涙を拭った。