【短編】最強総長は隠れ狼姫を惑わしたい。
「この人数で本当に無事に帰れると思ってんのか⁉」
「……」
思ってるけど。
「いいからかかってこい。俺は早く終わらせてぇんだよ」
あたしはあえて挑発してしまうようなことを言わなかったんだけれど、迅は相手をするのが面倒になったのか“来い”とハンドジェスチャー付きで挑発していた。
「ああ、わーったよ! 覚悟は出来てるってことだな⁉」
三谷の荒ぶった声に、周囲も一気に臨戦態勢に入る。
あたしたちも背中合わせになって構えた。
「リィナ、無理すんなよ?」
「分かった。でも迅もだよ?」
背中にお互いの体温を感じながら言葉を交わし合う。
大好きで、信頼しあえる最高の相手。
普通の女子高生はもう無理そうだけれど、迅という最高の男に出会えた。
そんな男と、想い合う関係になれた。
想定外の事態だけれど、悪くはない。
ううん、むしろ最高過ぎるくらい。
「かかってきなさいよ! あんたたちに、あたしたちの邪魔なんかさせないんだから!」
これが、《氷龍》の最強総長と狼姫と言われたあたしの伝説の始まりだった。
END
「……」
思ってるけど。
「いいからかかってこい。俺は早く終わらせてぇんだよ」
あたしはあえて挑発してしまうようなことを言わなかったんだけれど、迅は相手をするのが面倒になったのか“来い”とハンドジェスチャー付きで挑発していた。
「ああ、わーったよ! 覚悟は出来てるってことだな⁉」
三谷の荒ぶった声に、周囲も一気に臨戦態勢に入る。
あたしたちも背中合わせになって構えた。
「リィナ、無理すんなよ?」
「分かった。でも迅もだよ?」
背中にお互いの体温を感じながら言葉を交わし合う。
大好きで、信頼しあえる最高の相手。
普通の女子高生はもう無理そうだけれど、迅という最高の男に出会えた。
そんな男と、想い合う関係になれた。
想定外の事態だけれど、悪くはない。
ううん、むしろ最高過ぎるくらい。
「かかってきなさいよ! あんたたちに、あたしたちの邪魔なんかさせないんだから!」
これが、《氷龍》の最強総長と狼姫と言われたあたしの伝説の始まりだった。
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