貴方の涙を拾うため,人生巻き戻って来ました!
「それだけ?」

「そうよ」



それ以外,うちでは聞かされなかったから。

気にもならなかったと言えば,薄情かもしれないけれど。



「君はこの島の警察をどう見る?」



突然変わった話題。

私はこれがどう繋がるのか,知っている。



「日夜問わず,必死に働いている。けれどあなた達によって無駄骨を折ることも多い」



この組織の関係者。

それだけで蘭華によって釈放されるから。

そして。



「それ以上に,この地区の安全はあなた達によって維持されている。本来警察へと行くべき人間を,殺すことによって」



そうゆうサイクルで,この島は出来ている。

だから誰もこの場所に手を出すことなど出来ない。

彼等は,この賑やかな島最大の抑止力だ。



「現状で,この島の警察は機能していない」
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