ダブル シークレットベビー ~御曹司の献身~
「じゃあ、あなたが猫とおばあさんをひいて、店に突っ込んできた人ですかっ」

「どんな伝言ゲームだ……」

 それ、最悪だろ、と言った青葉は、
「避けて突っ込んだんだ。
 そうか。
 お前のおねえさんだったのか。

 みなさんによろしく伝えてくれ。
 すまなかったと」
と言ったあとで、

「そうだ。
 今、店の前を通ったんで、様子を見に寄ったんだ」
と言うと、来斗は、

「そうだったんですか。
 わざわざありがとうございます」
と頭を下げてきた。

「なんか近所の子たちに怪しい呪文を教えて踊ってたぞ」

「……申し訳ございません。
 昔から、そのような感じの姉なんで」
と来斗はまた頭を下げる。
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