BでLなゲームに転生したモブ令嬢のはずなのに
「ジーニア嬢。苦しいのか?」

 そう、なぜか先ほどから苦しい。

「むっ」
 ジュードが眼鏡の向こう側で目を細めた。
「呪詛の場所を見せていただきたい」

「ジーニア嬢。脱がせるぞ」
 クラレンスが許可をもとめてきたが、それに対して「はい」も「いいえ」も答えられない程、胸が痛くて、呼吸が苦しかった。
「シリル、手伝ってくれ」
「失礼します」

 お腹を追って身をかがめていたジーニアに、クラレンスとシリルの手が伸びて、シュミーズドレスの肩をずらす。胸元の下についているリボンも緩める。

「ジーニア嬢、もう少し広げたいから、腕をこちらに」

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