神様ゲーム
僕はぐっと息を飲んで、低く告げると皆も静かに頷いたようだった。

「メンバーはどうしょうか?」

僕は少し困ったように呟くと、横から冬斗が僕の肩を叩いた。

「俺は君に付いて行くよ…雄司」

僕は冬斗の居るであろう方を見て、口元を少し吊り上げて笑う。
きっと冬斗も笑っているのだろう、僕には見えないけど…僕は少し胸の奥底にある寂しさを感じていた。

「…なら俺は別の方にするかな」

海斗は少し小さな面倒くさそうな声で呟く。
その後も特にメンバーを決める事でのぶつかり合いもなくスムーズに2つのメンバーに別れた。

メンバーAは僕、冬斗、千賀子、蓮二、真琴、優、勇気で別れた。

メンバーBは海斗、愛理、悠、優介、潤、仁、琴音、絢音に別れたころ、盲導犬のルイが僕の足に擦りよった。


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