シカ☆ラブ
「よーし、そろそろ麻酔効いてきたかなー?
じゃあ削っていくけど痛かったら左手あげて教えてね。
右手は雷輝に繋いでもらっとこうかー。」

「よし、頑張れー。」



右手はお兄ちゃんと繋いでもらって、削られ始めた。

昔の記憶がフラッシュバックして怖くなってお兄ちゃんの手を握る力は強くなっていく。

すると、お兄ちゃんは大丈夫大丈夫、と手を繋いだまま反対側の手で、お腹のところをポンポンしてくれた。

昔から私が泣いたりした時とか寝る時とかお兄ちゃんは、いつもポンポンしてくれていた。

それを思い出して懐かしくて少し安心することが出来た。

痛く…ないよね?

って思ってたんだけど、初めは痛くなかったのに、だんだんとチリチリと痛みが出てきてしまった。
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