シカ☆ラブ
何回か針を変えてグリグリされていると、だんだんと痛みが無くなってきた。



「もう痛くないでしょー?
あと少しだからね^^」



それからは痛みもなく、最後に柔らかい蓋をしてもらって今日の治療は終わった。



「うぅ……グスッ…(泣)」

「頑張ったな(撫)
終わったんだからもう泣かないの。」

「痛かったもんねぇ、でもちゃんと綺麗に出来たからね^^」



お兄ちゃんに撫でてもらうの久しぶりだな。

昔甘えてたときのことを思い出す。

あの時は思うままに甘えて甘やかせてもらえて…

いや、何考えてるんだろう。

今だってお兄ちゃん優しいし、甘やかせてくれるじゃん。



「ん?どうした?」

「んーん、なんでもない。」

「じゃあ、陸斗ありがとうな。
奈々、帰ろうか。」

「うん、陸斗お兄ちゃん、ありがとうございました…」

「どういたしまして^^
また、3日後にお掃除に来てね?」



陸斗お兄ちゃんにお礼を言って、お兄ちゃんに続いてユニットを出ようとしたとき、頭を優しくポンっとされた。

え、なに?と後ろを向こうとした時、耳元で陸斗お兄ちゃんが囁いた。



「頑張ったね、お利口さんでした^^
我慢しなくていいんだよ?
次は1人でおいで、待ってるからね。
お疲れ様^^」



我慢?え?痛みのこと?

次は1人でおいでって、なんでだろう。

私は不思議に思いながらユニットを後にした。

でも、陸斗お兄ちゃんの手、お兄ちゃんの手とはまた違った温かさがあった。

あと、耳元で囁くのやめて欲しい、顔が熱いじゃん…///

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