誰も愛さないと言った冷徹御曹司は、懐妊妻に溢れる独占愛を注ぐ
高層ビルの三十六階のこのフロアは、高級な絨毯張りで著名人も弁護の依頼に来るのか、セキュリティもしっかりしているようだ。高級感のある茶色のデスクには女性が座っていて、私を見るなりすぐに受話器を取った。
ほどなくして、長い廊下の向こうから、颯爽と綺麗な女性が歩いてくるのが分かった。
「宮下様ですか?」
「はい」
何も問われることなく、彼女は沢渡さんの部屋へと案内をしてくれる。
「先生、入ります」
そう声をかけ扉を開けると、三十畳はありそうな部屋だった。壁にはシックなブラウンの天井まである棚が備え付けられ、その棚に洋書や美術品が品よく飾られていた。
そして、その前には高級そうの応接セット。
今まで私が想像していた法律事務所とは全く違うその部屋の最奥で、どっしりと座る男性の姿が見えた。私は何かを言わなければと言葉を探す。
しかし、初めに口を開いたのは彼の方だった。
ほどなくして、長い廊下の向こうから、颯爽と綺麗な女性が歩いてくるのが分かった。
「宮下様ですか?」
「はい」
何も問われることなく、彼女は沢渡さんの部屋へと案内をしてくれる。
「先生、入ります」
そう声をかけ扉を開けると、三十畳はありそうな部屋だった。壁にはシックなブラウンの天井まである棚が備え付けられ、その棚に洋書や美術品が品よく飾られていた。
そして、その前には高級そうの応接セット。
今まで私が想像していた法律事務所とは全く違うその部屋の最奥で、どっしりと座る男性の姿が見えた。私は何かを言わなければと言葉を探す。
しかし、初めに口を開いたのは彼の方だった。