西野先輩はかまいたい



さすがに、恥ずかしさで死にそうだよ。


だってここ、3年生の廊下だもん。


先輩のお兄さんお姉さん達から

がっつり見られてるんだもん。



とりあえず、先輩の腕の中から

逃げ出さなくちゃ!


私は困り声を

西野先輩に吹きかける。



「西野先輩……
 そろそろ私
 教室に戻らないと……」


「ダ~メ!」


「もうすぐ午後の授業……
 始まっちゃいますよ……」


「まだお昼休みが終わるまで
 15分はあるでしょ?」


……確かに。


「もう少しだけ抱きしめさせて。
 今、見せつけタイムだから」


見せつけタイム??

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