西野先輩はかまいたい


「部活の短い休憩に
 ちょっかいを出しに
 行っちゃうくらい
 沼はまりしてたもんな、西野は。

 結構、無視されてたけど」

 
「無視はされてない!」


「はぁ?
 早く体育館に戻った方が
 良いですよって
 よく言われてただろうが」


「あのそっけない態度は
 百合ちゃんなりの
 愛情表現だったし」


「はいはい。
 そう言うことにしといてやるよ。

 だって今日は
 オマエと百合ちゃんの
 結婚式だもんな」




ついに、この日が来た。


俺と百合ちゃんで

永遠を誓い合う日が。



俺はまだ見ていない。

大好きな百合ちゃんの

ウエディングドレス姿を。



絶対に可愛い!

間違いない! 

見なくても断言ができちゃう!



あぁぁぁぁぁぁ~~


百合ちゃんが可愛すぎても

襲わないようにしなくては!



結婚式が終わるまでは

我慢、我慢!!



まぁ~、結婚式が終わってからは

百合ちゃんがとろけちゃうほど

可愛がってあげるけど。


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