冷酷な獣人王子に身代わりで嫁いだら、番(つがい)として溺愛されました
「いっちょ前に要求してきたなぁ。いいよ、君がそうしたいのなら、俺も待つ」

アンドレアが、ミリアの背中をぽんぽんと叩いた。

彼女らしいと言って見ていたみんなが笑い、賑やかさにつられて扉から覗き込んできた兵も高官も使用人も、安堵したみたいに同じく笑顔を咲かせた。

これから、妃としての勉強も忙しくなるだろう。

でも、きっと大丈夫だとミリアは思った。

なんて言ったって、ミリアはコンスタンシアの自慢の侍女だ。これからアンドレアの隣で、彼のためにがんばっていこうと幸せな気持ちで決意した。







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