冷徹上司の過剰な愛
「難波さんは子供好きですか?」


「子供?好きだよ。」


「…そうですか。」



じゃ結婚したらすぐに子供………


って何考えてるんだろう!?まだそれは先の話し!!さすがに先走りすぎた。



「…子供欲しいの?」



難波さんの質問にドキッとする。



「……いつかは欲しいです。」


「いつか?僕は今すぐでも構わないけど。」


「っ、……。」



サラッとそういうこと言うのは心臓に悪い。ドキドキが…っ。


胸を抑え、落ち着かせていると、難波さんが動いた。



「…なかなか誘ってこないからもう僕から襲う。」


「え?…、」



わたしの上に跨った難波さんと瞳が絡むと、キスが降ってきた。


あ、そっか…。今朝、わたしから誘うように言われてたんだっけ?すっかり忘れてた。
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