Secret Investigation

やがて、構成員が全て乗せられた護送車は次々と警察庁へ向けて走らせた。

「私達も帰ろうか。」

その言葉で、署員も次々と車に乗り長い警察車両の列がサイレンを鳴らしながら立ち去るのであった。

そんな中、車内はと言うと、

「姫様、警察辞めないでください」

「そうですよ、この事件のためだけと言う約束なんて時効ですよ」

「姫様が辞めるなら俺も第２の人生でも歩もうかな。」

と言われ続けていた。

「あぁ～、一番に報告するのは修也って決めてたんだけどな〜」

とちょっと子供っぽく言ってみた。

何って聞きたがるので、「ちゃんと後始末まで終わらせた良い子にしか教えない。」と言うと俺が１番だと争うかのように言い続け気がつけば警察庁に到着したのだ。