幼馴染は、政略妻を愛したくてしょうがない
直近での一大イベントといえば、仕事関係の人を招いたパーティーの開催予定だ。
父の付き合いでそういった界隈の大人の集まりには慣れているけれど、貴晴さんの妻として参加するとなると緊張してしまう。
メインは貴晴さんの社長就任の祝賀だけれど、結婚報告も兼ねているため私も挨拶回りにつかなければならない。
貴晴さんの、『いつも通りにこにこしていれば大丈夫』という言葉を信じることにしようとは思っているけれど。
とりあえず、日々の仕事は変わらないので私は今日も秘書課のオフィスで各重役のスケジュール管理に勤しんでいる。
お昼休憩の時間は、佐原さんがランチに誘ってくれたのでふたりで会社を出る。
オフィスから目と鼻の先にあるパスタが美味しいお店で、佐原さんが少し声を抑えめに話した。
「四宮ちゃんは聞いた? 社長のこと」
「社長がどうかしたんですか?」
佐原さんがいっそう声を潜める。
「結婚!するらしいわよ」
結婚、のワードに一瞬ドキッとしたが、すぐに平静を装う。
完璧に自分も絡んだ話題だったので過剰反応してしまった。
父の付き合いでそういった界隈の大人の集まりには慣れているけれど、貴晴さんの妻として参加するとなると緊張してしまう。
メインは貴晴さんの社長就任の祝賀だけれど、結婚報告も兼ねているため私も挨拶回りにつかなければならない。
貴晴さんの、『いつも通りにこにこしていれば大丈夫』という言葉を信じることにしようとは思っているけれど。
とりあえず、日々の仕事は変わらないので私は今日も秘書課のオフィスで各重役のスケジュール管理に勤しんでいる。
お昼休憩の時間は、佐原さんがランチに誘ってくれたのでふたりで会社を出る。
オフィスから目と鼻の先にあるパスタが美味しいお店で、佐原さんが少し声を抑えめに話した。
「四宮ちゃんは聞いた? 社長のこと」
「社長がどうかしたんですか?」
佐原さんがいっそう声を潜める。
「結婚!するらしいわよ」
結婚、のワードに一瞬ドキッとしたが、すぐに平静を装う。
完璧に自分も絡んだ話題だったので過剰反応してしまった。