年の差契約婚~お別れするはずが、冷徹御曹司の愛が溢れて離してくれません~
ぼんやりとした思考のまま、そっと彼に手を伸ばす。親指の平で園城さんの頬を撫でると、きめが細かくスベスベしていた。
「キレイ……」
思わず出た言葉を拾うと、園城さんは、さらりと告げる。
「キミの方がキレイだ」
不思議だ。
今日の朝までは、いくら話をしたって目が合うことが無かったのに、今園城さんはまっすぐに私だけを見ている。
「沙織が欲しい……」
ああ、やっとこっちを見てくれた。
「はい……」
私はしっかりと彼の目を見て返事をした。
「っ、ん」
園城さんの手が背中に回り、ブラのホックを外す。はらりとはだけると胸元が露出して、顔から火が出そうなくらい恥ずかしくなった。
「……や、」
胸の膨らみに触れられ、びくりと反応する。緊張して身体が硬くなってしまい、ぎゅうっと目をつぶっていたら、大丈夫だと教えてくるかのように頬に優しいキスが落ちてきた。
そして園城さんは甘く囁く。
「沙織、愛してる」
「……っ」
彼のまっすぐな瞳を見て、ああ、もう大丈夫だと私は全てを彼に委ねた。
「ぁあ……っ」