年の差契約婚~お別れするはずが、冷徹御曹司の愛が溢れて離してくれません~



園城さんの仕事が落ちつくのと、私の足を考慮して園城さんとは1週間後の13時から1時間ほど会うことになった。

園城さんは、一度仕事を抜け出してきてくれるらしい。
こちらから直接返したいと伝えているし、時間を作って貰って申し訳ないので、園城さんの会社の最寄り駅で待ち合わせすることにした。


そして、1週間後。
すっかり足も治り、普段通りの生活をおくれるようになった私。

スーパーやコンビニに行くくらいで外出という外出をして来なかったので、久しぶりに電車に乗って園城さんの働く最寄駅までやってきた。

分かりやすいように時計台の前で待つ。
1000万は、紙袋に包んで大きめの肩掛けバックにいれた。

普段持ち慣れていないため、ここまで来るにもバックを何度も気にして大変だった。

今から園城さんに会うのか……。

待ち合わせして会うなんて初めてで、なんだか変な感じだ。

しばらく待っていると、スーツ姿の園城さんがこちらにやってきた。

「すまない、待たせた」
「いえ……お忙しいのに呼び出してしまってすみません。これ……」

すぐに紙袋を差し出して帰ろうとしたけれど、園城さんは言葉を挟んだ。

「人目もあるし、まずは食事でもしないか」
「ええ!」

食事!?別れたのに、二人きりで……?

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