クールな御曹司との契約結婚は、初夜から愛と熱情に満ち溢れていました
「今日から二十日間の新婚旅行だ。イタリアとギリシャに三日ずつ寄港する。それ以外の時間は基本的に船で過ごしてもら──」

「はつ、か?」

 そういえば何日間新婚旅行をするのか聞いていなかった。

「二十日もこんなすごい部屋に……?」

「イタリアとギリシャにいる間はそこのホテルに宿泊する事もできる。そうしたいなら、連絡しておくが」

「だ、大丈夫……大丈夫です……」

 うっかり敬語に戻るも、当然のようにすぐホテルをおさえようとする透哉さんに衝撃を受けた。

「こういう場所とか、ホテルとかって事前に予約が必要なんじゃない……?」

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