激情を秘めたエリート外交官は、最愛妻を啼かせたい~契約結婚なのに溺愛で満たされました~
既読にはならなかったけれど、とりあえず向かってみようと歩き出した。
ちゃんと話して仲直りできたらいいなと思いながら、途中のお店でスイーツと康介の好きなワインを買う。
彼のマンションにつき、インターフォンを押す。
しばらく待っても返答がなく、ドアの前で首をかしげた。
「あれ、出かけてるのかな……?」
もう一度スマホを確認する。
メッセージは未読のままだった。
もしかしたら、疲れて寝ているのかもしれない。
このまま帰ったほうがいいかなと思い、手に持ったスイーツを見て悩む。
せっかく彼の好きな濃厚なチーズケーキを買ったから、置いていってあげようかな。
あとで『冷蔵庫にスイーツを入れておいたよ』とメッセージを送っておけばいいよね。
彼からもらった合い鍵を取り出す。
康介を起こさないようにそっとドアを開け玄関に入ると、そこには彼の革靴があった。
やっぱり部屋にいるんだ。
そう思ってから気がついた。
革靴の隣に女性ものの靴が並んでいた。
ピンク色のかわいらしいパンプス。どこかで見た覚えがある。
ちゃんと話して仲直りできたらいいなと思いながら、途中のお店でスイーツと康介の好きなワインを買う。
彼のマンションにつき、インターフォンを押す。
しばらく待っても返答がなく、ドアの前で首をかしげた。
「あれ、出かけてるのかな……?」
もう一度スマホを確認する。
メッセージは未読のままだった。
もしかしたら、疲れて寝ているのかもしれない。
このまま帰ったほうがいいかなと思い、手に持ったスイーツを見て悩む。
せっかく彼の好きな濃厚なチーズケーキを買ったから、置いていってあげようかな。
あとで『冷蔵庫にスイーツを入れておいたよ』とメッセージを送っておけばいいよね。
彼からもらった合い鍵を取り出す。
康介を起こさないようにそっとドアを開け玄関に入ると、そこには彼の革靴があった。
やっぱり部屋にいるんだ。
そう思ってから気がついた。
革靴の隣に女性ものの靴が並んでいた。
ピンク色のかわいらしいパンプス。どこかで見た覚えがある。