総長さんは慰めたい。(短)
「んぁ、わりー。ツボに入った」
「私そんなに面白いことを言いましたか……?」
「いや、むしろ全然面白くねぇよ」
「(じゃあなぜ笑った!?)」
すると総長さんは「面白いのはな」と、私のおでこをチョンと人差し指で小突いた。
「お前だよ。お・ま・え」
「へ?私?」
「そー。そんなに表情がコロコロ変わって……見ていて飽きねーっつーか。なんか、可愛いなって思ったんだ」
「(表情がコロコロって……私と全く同じことを思ってる!ってか!
か……かっ、)」
可愛い!!?
いきなりなんちゅーワードをぶち込んでくれてんだ、この人は!