総長さんは慰めたい。(短)
「め、目のやり場に困ります……」
思わず、借りたシャツで顔を隠す。だって、目の前にいる人が裸だったら……そりゃ、見ちゃうよね!?
恥ずかしがるフリをして、その実、裸をガン見している私。総長さんのお腹は割れていて、腹筋モリモリだ。
たまに傷跡とかあるけど……何して出来たんだろう。いや、いやいや。それよりも二の腕だよ!逞しい……。
感想のオンパレードにはしる私に、総長さんは溜息をついた。
「目のやり場に困るって……こっちのセリフだっての。俺は別にいーんだよ。男が裸になったって、別に何も問題はねーだろ?」
「(私の心の中は荒ぶってますが)」
「でも、お前は女だろ。そんな格好で街を歩いみろ。無事じゃすまねーよ。
お前、襲われたいのか?俺だって我慢の限界ってのがあんだから、さっさと服着ろ」
「は、はい……っ」