総長さんは慰めたい。(短)
「え、へ……え?」
カァァと、すごい勢いで顔が赤くなるのが分かった。そんなストレートに、男性の本能を剥き出しに答えるとは思わなかったから……ビックリした。
「あ、あぁ……そ、そうですか、はは」
「って、こんな事言わせんじゃねーよ。ほら、行くぞ。家はどこだ?送ってやるから教えろ」
自分で聞いておきながら赤面する私に溜息をつきながら、総長さんは手を「ん」と言って、私に出てきた。
ん?これは……。
「手、繋ぐぞ。また誰かに攫われたんじゃ、俺が嫌だからな」
ぶすぅと、何に対してか怒ってるのか分からないけど、どうやら不機嫌な様子の総長さん。
いいのかな?と思いつつ、その手にそっと自分の手をのせた。すると瞬時にキュッと力強く握られて……。