御曹司の溺愛から逃げられません
こうして彼と待ち合わせをして帰ることや週末一緒に過ごす時間が増えていった。
彼は私との時間を大切にしてくれ、少しでも時間があるとまめに連絡をくれたり、以前のように私のスイーツ巡りに付き合ってくれ、社長という肩書きは彼にとって何も変わらないのだと徐々に理解していった。むしろ秘書となってこれほど忙しい中よく私の相手まで出来ると感心してしまうほどにハードワークだが、少しも顔には見せない。
もちろん仕事中は見たことのない社長の顔を見せることもあるが、実はこの顔も好きだなと思っているのはまだ彼に言えていない。
彼は努めて私のお願い通りにプライベートを出すのは控えてくれていた。とはいえ、2人きりになるとエレベーターの中でさっとキスをかすめとっていったりと私をドキドキさせる。彼には少しだけ叱ってしまうが、それも本当は嫌ではない。むしろ少しだけ嬉しかったりしてしまう自分がいた。
私がいるから頑張れる、いつもありがとう、と言葉にしてくれる彼は私にとても甘く、そしてちょっぴりイタズラなところに私は前よりももっともっと彼を好きになっている。
私の中での彼の存在はとても大きく、大半を占めるようになっていた。
社長の顔も甘い顔もみんな好き。
もう彼の底なしの愛情からは逃げられません。
彼は私との時間を大切にしてくれ、少しでも時間があるとまめに連絡をくれたり、以前のように私のスイーツ巡りに付き合ってくれ、社長という肩書きは彼にとって何も変わらないのだと徐々に理解していった。むしろ秘書となってこれほど忙しい中よく私の相手まで出来ると感心してしまうほどにハードワークだが、少しも顔には見せない。
もちろん仕事中は見たことのない社長の顔を見せることもあるが、実はこの顔も好きだなと思っているのはまだ彼に言えていない。
彼は努めて私のお願い通りにプライベートを出すのは控えてくれていた。とはいえ、2人きりになるとエレベーターの中でさっとキスをかすめとっていったりと私をドキドキさせる。彼には少しだけ叱ってしまうが、それも本当は嫌ではない。むしろ少しだけ嬉しかったりしてしまう自分がいた。
私がいるから頑張れる、いつもありがとう、と言葉にしてくれる彼は私にとても甘く、そしてちょっぴりイタズラなところに私は前よりももっともっと彼を好きになっている。
私の中での彼の存在はとても大きく、大半を占めるようになっていた。
社長の顔も甘い顔もみんな好き。
もう彼の底なしの愛情からは逃げられません。