僕の特技は秘密です
「ごめん。つーちゃんちょっとこっちに来て。」
つーちゃんの部屋に呼び二人きりになる。
「旺介くん、どうしたの?」
不思議に思っているつーちゃんの頭をそっと撫で、彼女の記憶と思われるすべてをイメージを彼女に戻したいと強く願った。
「…あ。いま、突然お遊戯会の日の朝のことを思い出した。椿の花を髪に飾ってくれたの。」
「ごめん、僕がその記憶を奪ってしまっていたみたいだ。」
「えっ?旺介くん、読み取りの力以外にそんなこともできるの??」
「僕も知らなかった。ずっとこの記憶が何なのか分からなかったんだ。だけどさっき、あの写真をみて理由がわかったんだ。」
「…旺介くん、その力があれば色んな人の記憶操作ができちゃうね…。」
「自分でもこんなことできるの知らなかったんだ。僕のこと気持ち悪い??」
「ううん、気持ち悪くなんかない。ちゃんとこうやって私の記憶だって気づいて返してくれたもん。」
自分でも予想しなかった能力に気づき手が震える。
それにつーちゃんは気づき、震えた僕の手を握ってくれた。
「大丈夫。私は旺介くんのこと気持ち悪いなんて絶対に思わない。旺介くんはいつも私を助けてくれたヒーローだから。人間離れした力を持っていたって絶対に悪いことには使わないの知ってるもの。」
僕は彼女の言葉に救われた。
つーちゃんの部屋に呼び二人きりになる。
「旺介くん、どうしたの?」
不思議に思っているつーちゃんの頭をそっと撫で、彼女の記憶と思われるすべてをイメージを彼女に戻したいと強く願った。
「…あ。いま、突然お遊戯会の日の朝のことを思い出した。椿の花を髪に飾ってくれたの。」
「ごめん、僕がその記憶を奪ってしまっていたみたいだ。」
「えっ?旺介くん、読み取りの力以外にそんなこともできるの??」
「僕も知らなかった。ずっとこの記憶が何なのか分からなかったんだ。だけどさっき、あの写真をみて理由がわかったんだ。」
「…旺介くん、その力があれば色んな人の記憶操作ができちゃうね…。」
「自分でもこんなことできるの知らなかったんだ。僕のこと気持ち悪い??」
「ううん、気持ち悪くなんかない。ちゃんとこうやって私の記憶だって気づいて返してくれたもん。」
自分でも予想しなかった能力に気づき手が震える。
それにつーちゃんは気づき、震えた僕の手を握ってくれた。
「大丈夫。私は旺介くんのこと気持ち悪いなんて絶対に思わない。旺介くんはいつも私を助けてくれたヒーローだから。人間離れした力を持っていたって絶対に悪いことには使わないの知ってるもの。」
僕は彼女の言葉に救われた。