愛しい君へ
北海道に戻って12年が経った。
あっという間だったなぁ……
今日は薫の13回忌法要***
俺と将史と両親も参列している。
中学3年になった将史。
俺も42歳のおじさんになった。
松本のご両親に恵ちゃん家族。
恵ちゃんは同じ職場だった薬剤師さんと結婚し、今は松本家を改築して2世帯住宅に住んでいる。
ご主人の実家は九州らしく、次男なので婿養子ではないが、サザ◯さんのマスオさんみたい感じだ。
子供さんも小学生の男の子が2人いる。
俺は未だに独身。
確かに医者だから縁談を持ってこられたり、言い寄ってくる職場の女性たちから何とか身を守っている。
そして一度は外した結婚指輪を未だに嵌めている。
お坊さんの読経中
薫との思い出や会話を思い出していたら心が温かくなった。
今日も薫の遺影をジーと見つめると頬を撫でられたような気がした。
生意気盛りの将史が小声で
「母さんが父さんの横にいるわ」
「え?お前見えるの?」
「時々ね」
俺は誰もいない方を見上げ『薫、愛してる』と心の中で言った。
きっと『私もよ』って言ってくれたかな。
そして『俺は幸せだよ薫。』
将史が「あ、いなくなった…バイバイ母さん」
あっという間だったなぁ……
今日は薫の13回忌法要***
俺と将史と両親も参列している。
中学3年になった将史。
俺も42歳のおじさんになった。
松本のご両親に恵ちゃん家族。
恵ちゃんは同じ職場だった薬剤師さんと結婚し、今は松本家を改築して2世帯住宅に住んでいる。
ご主人の実家は九州らしく、次男なので婿養子ではないが、サザ◯さんのマスオさんみたい感じだ。
子供さんも小学生の男の子が2人いる。
俺は未だに独身。
確かに医者だから縁談を持ってこられたり、言い寄ってくる職場の女性たちから何とか身を守っている。
そして一度は外した結婚指輪を未だに嵌めている。
お坊さんの読経中
薫との思い出や会話を思い出していたら心が温かくなった。
今日も薫の遺影をジーと見つめると頬を撫でられたような気がした。
生意気盛りの将史が小声で
「母さんが父さんの横にいるわ」
「え?お前見えるの?」
「時々ね」
俺は誰もいない方を見上げ『薫、愛してる』と心の中で言った。
きっと『私もよ』って言ってくれたかな。
そして『俺は幸せだよ薫。』
将史が「あ、いなくなった…バイバイ母さん」