愛されることに 慣れていなくて
私の中で、今までの出来事が巻き戻される。


君しかいない今も昔も…

何を聞いても「日向菜々子だからだ」と…

「見ず知らずか」と


彼はずっとずっと前から、私を見てくれていた。

胸の奥が熱くなる。彼の想いが、嬉しくて、愛しくて、苦しいくらいに熱くなる。


「俺だよ」

彼がそう言葉にした瞬間、耐えきれないほどの感情がもの凄い勢いで込み上げてきた。




< 160 / 185 >

この作品をシェア

pagetop