愛されることに 慣れていなくて
Chapter Ⅲ
♡ 私たちの証人
年が明けた1月11日
今日は『花』の創業25周年だ。
私は早水さんの運転する漆黒のセダンの後部座席に、隼人さんと座っている。
彼は私とのドライブを楽しみたいと、直前まで自ら運転するSUV車で行こうとしていた。
けれど、早水さんの寂しげな表情に申し訳なく思い、彼が運転すると、せっかくのお祝いの席なのにお酒が飲めないから、早水さんが運転する車に乗せていってくださいとお願いしたのだ。
彼は笑顔で「かしこまりました」と答えてくれた。
駐車場に車を止めると、トランクに載せていた、お洒落にラッピングされたフラワーアレンジを早水さんが待ってくれた。
私の手には二人にプレゼントするために描いた絵がある。
B4サイズのケント紙に、隼人さんから転送してもらった写真を参考に描いた、お店の前に二人が笑顔で寄り添って立っている絵だ。
仕上げた絵を見て、隼人さんは、二人の優しさが溢れているイイ絵だと褒めてくれた。
喜んでくれるといな。
今日は『花』の創業25周年だ。
私は早水さんの運転する漆黒のセダンの後部座席に、隼人さんと座っている。
彼は私とのドライブを楽しみたいと、直前まで自ら運転するSUV車で行こうとしていた。
けれど、早水さんの寂しげな表情に申し訳なく思い、彼が運転すると、せっかくのお祝いの席なのにお酒が飲めないから、早水さんが運転する車に乗せていってくださいとお願いしたのだ。
彼は笑顔で「かしこまりました」と答えてくれた。
駐車場に車を止めると、トランクに載せていた、お洒落にラッピングされたフラワーアレンジを早水さんが待ってくれた。
私の手には二人にプレゼントするために描いた絵がある。
B4サイズのケント紙に、隼人さんから転送してもらった写真を参考に描いた、お店の前に二人が笑顔で寄り添って立っている絵だ。
仕上げた絵を見て、隼人さんは、二人の優しさが溢れているイイ絵だと褒めてくれた。
喜んでくれるといな。