愛されることに 慣れていなくて
俺は店を出るとすぐに支店長の行き先を調べるよう、早水さんに連絡を入れた。

「隼人様、ビンゴです」

「ビンゴ?まさか、跡をつけてたのか?」

「はい、もちろんです。ラブホテルに入っていきました。後ほどご報告いたします」

「早水さんの仕事ぶりは流石としか言いようがないよ。それにしても勤務中にラブホとは、呆れて物も言えないな」

これは然るべき措置を取らなければならない案件だ。本部に持ち帰り対処することにした。


それにしても日向菜々子、君に何が起こっているんだ。俺は彼女のアパートまで車を走らせた。
部屋の前にはボストンバッグと紙袋が置いてある。
あれは一体なんだ?すぐにでも引っ越したいと言っていたそうだが、同棲相手と何かあったか?
俺は気が気ではなかった。
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