愛されることに 慣れていなくて
次の日、私の足は不動産屋に向かっていた。
家を出る前に、真太郎の荷物を玄関横の通路に出しておいた。私なりのお別れだ。
私は最寄駅から一駅の場所にある不動産屋にやって来た。
この店には私が受け持っている園児、風間桃(かざまもも)ちゃんの母親が勤務している。
桃ちゃんはとてもしっかりしていて、園ではお姉さんのような存在だ。ご両親が共働きなので、いつも預かり組でお迎えは夕方だった。
けれど、最近お預かり組ではなくなった。定時に母親が迎えに来る。その時の母親の表情がなんとなく沈んでいるように感じられて、気になっていたのもあり、この不動産屋に決めたのだ。
家を出る前に、真太郎の荷物を玄関横の通路に出しておいた。私なりのお別れだ。
私は最寄駅から一駅の場所にある不動産屋にやって来た。
この店には私が受け持っている園児、風間桃(かざまもも)ちゃんの母親が勤務している。
桃ちゃんはとてもしっかりしていて、園ではお姉さんのような存在だ。ご両親が共働きなので、いつも預かり組でお迎えは夕方だった。
けれど、最近お預かり組ではなくなった。定時に母親が迎えに来る。その時の母親の表情がなんとなく沈んでいるように感じられて、気になっていたのもあり、この不動産屋に決めたのだ。