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碧は、通学の不便さなんて感じないみたいに見えた。
離れた児童福祉施設から、お父さんが退院するまでという条件で通うことになって一週間がすぎた。

今度は、そんな児童福祉施設から、相談所を通して別の依頼がきた。
碧が、転校を嫌がっているので、何とかしてほしい、ということだった。

「約束がちがう。」
僕は動揺した。
碧が、初めて通う「学校」という場所で、どれだけ頑張って中学生になろうとしてきたのか。実は人一倍警戒心の強い碧が、どんなに仲間たちに溶け込む努力をしてきたのか。
「ずっと、ここにいてもいいの?」
僕は、どれだけ軽く 答えてきたのだろう。
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