溶け合う煙
トーマスは、さらに強く抱きしめた。

「ビジネスでは、こんなにせっかちなことはしない。君が僕をおかしくさせるんだ…。君しか僕を救うことはできない。」

ど、、、どうしよう。
なんて答えればいいんだろ。

Noと答える理由なんて見つからない。
今朝、彼に会ってからトキメキっぱなしだ。

「突然抱きしめてしまってごめん。今更だけど、もしかして、恋人がいたりする?」

「いま、付き合っている人はいないけど…。」

「良かった。それなら今晩、もう少しだけ君と一緒にいることを許してくれないか??」

明日は祝日。帰りが遅くなっても問題はない。

「えぇ…。もう少しだけなら。」

「感謝する。」

と言って、抱きしめたまま首筋にキスをした。
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