だって、恋したいもん!

第百四十五話  先生の一言







そして席に着き授業が再開された。


授業中は話すことが出来ずに5限目の音楽の時間は終わってしまった。


そして授業の終わりを告げるチャイムが鳴った…



高嶋先生「お前たち期末テスト頑張れよー! 他の教科に集中出来るように音楽は簡単にしといたからなー!」

生徒A「さっすが高嶋先生♪」

高嶋先生「授業さえ聞いてたら100点とれるような問題だからなー!」

義雄「えー!授業聞いてなかったらどーすんだよー!」

理佐「え、ちょっと西野くん…」

高嶋先生「そりゃ聞いてないやつが悪いだろー笑」

義雄「えー!ダメじゃんー!」

高嶋先生「アハハッ、まぁ渡邉にでもノート見せてもらえ!そしたら少しはとれるだろ!?」

義雄「え………」

理佐「あ………う、うん……」

美波「やったね!一緒に勉強出来る口実出来たじゃん!♪」

理佐「え、ちょっと美波……」

義雄「え!? 一緒に勉強してくれんの?」

美波「ほら来た来たー!♪」

高嶋先生「おーぃ、挨拶するぞー!」

と、先生が会話を遮るように言うと号令係の生徒が立ち上がり…

生徒B「起ー立!」

と、言い全員が挨拶をした。



そして先生は教室を出て行った。



美波「いつやんのー?勉強会♪」

義雄「え、マジでいいの?」

理佐「え…あ、うん…私でよければ…」

義雄「うそっ、ホント?マジで助かるよー」

美波「よしおくん全然授業聞いてないでしょー」

義雄「あ、ハハハ……まぁ~……」


と、先生の一言がきっかけで彼と一緒に勉強することになりそうです……







第百四十六話へつづく…











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