だって、恋したいもん!
第五十話 中庭
晩ごはんを終えて私たちは部屋へ戻ってきた。
由依「さぁ~て、明日はどうするの?」
理佐「どうするって?」
美波「まぁとりあえず隣に座ってどんどん話しかけちゃえばいいじゃん」
由依「そうだね、この前も悪い感じじゃなかったからね」
美波「うん、普通に告白してもいけそうだけどねー♪」
理佐「えー、ホントにー?」
由依「二人が喋ってるの、いい感じだったけどねぇ~」
理佐「え、そぉ?♪」
理佐「でも西野くん、私が他の人を好きなんだって勘違いしちゃってるし…」
由依「え?何それ?」
理佐「あの後ピザ食べた後で茜に会って…」
と、その時の状況を話しすると…
由依「え? 西野くんて相当鈍感?」
美波「てか、バカじゃない?」
理佐「うーん……私もあの時はバレちゃったと思ったけど…」
由依「まぁでもバレてなきゃそれはそれでやりやすいけどね」
美波「そだねーバレてたらもう告白するしかないもんねー」
理佐「えー、そんなのやだぁー!」
理佐「するならちゃんとしたぁーい」
理佐「デキナイケド………」
美波「とりあえず明日の昼休みは中庭でお弁当食べよっか♪」
由依「そうだね、じゃあお昼に中庭集合と言うことで!」
と、約束して二人は帰って行った。
第五十一話へつづく…